えるりっく君ち
□恐怖のご招待
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『恐怖のご招待』
「兄さん、今週末空けておいてね。」
「おう。さっきの電話誰からだ?」
「横須賀のアームストロングさんち。」
「うわっ!よ…用事思い出した!」
「ダメ。オリヴィエお姉ちゃんのお祝いだから。」
「何?オリビエ姉さんとうとう嫁にいくのか?」
「残念。なんかね、自衛隊で位が上ったお祝いだって。」
「えぇ〜。嫁行けよ。」
「兄さんはオリヴィエお姉ちゃんのお気に入りだったからね。」
「お気に入りじゃねぇ!あいつみたいに怖いヤツ従兄弟じゃなきゃ絶対近よんねぇ!」
「そうかな?遊びに行くと兄さんとオリヴィエお姉ちゃん、ボクはアレックス君とキャスリンちゃんと遊んでたよね。あと双子は双子だけで。」