Novel 2

□知らず知らずに恋してる?
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俺の大切な人


世界捜してもきっと


君しか好きにならないよ




+++++




ザァァ------



学校の窓ガラス。

曇って見えない、多分グシャグシャな校庭を見つめていた俺。


一つ溜め息をつくと、後ろの席の小野くんが俺の背中をつつく。


「大丈夫ですか、神谷さん。」


俺の溜め息の理由より、

授業を聞けってーの。
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