Novel 2
□一番好きな貴方へ
1ページ/3ページ
あぁ、綺麗だな。
可愛すぎる恋人の髪を指に絡ませ
いつもそう思う。
さらさらの髪に、
ふにふにしてるほっぺた…
どこも可愛いが、一番って言ったらそこかな?
「………こーすけ…」
あぁ、眠い声だ。
「なぁに?」
「……ベッドまで連れてって。」
眠くなると無意識にでる甘えん坊。
朝にはきれいさっぱり忘れているのは残念なような気がする。
「……今日は寝かせないって言ったよ?」
「僕はもう眠たいの…こーすけも寝ょ?ぎゅーってして?」
おいおい…
参ったよ、上目遣い。
止めてくれよ…
理性がもたない。