Novel 2

□突然の事に、僕が貴方に誓った『愛してる』
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貴方が

この世から消えるなんて


ついさっきまで

浮わついていた自分は


そんなこと、予想できなかった。



呼吸器の電子音が


数分後、長い音を出す。



それは、

潤さんがこの世を去る

合図にも聞こえた。




+++++



あの日の夜は潤さんはオフで、俺は仕事の帰りで皆と飲んでいた。



飲みすぎて、店で寝てしまいそうになった時


無意識に潤さんに電話していた。
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