Novel 2
□プロポーズ
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いつもの煙草の香り…
それだけでここがどこだかわかる。
-----鳥さん家…か
上半身を起こすと、鳥さんの姿がないことに気づき、ベッドからでる。
リビングに行けば鳥さんはいるだろうと思った。
けど、鳥さんは居なくて、部屋はシーンっとしてた…
「帰ろ…」
この部屋の持ち主が居ないなら、帰るしか選択肢がない。
シャワーを浴びたい気持ちを抑えて帰る支度を始める。
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