Novel 2
□ホワイトデー企画
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「鳳せんせー。」
今現在、鳳先生の自宅。
俺等の担任の南先生が風邪で学校に来られなくなり、自習サボれる〜~とか思って帰ろうとしたところ(今日は珍しく、6人で学校を出たんだよね…)門の前にてT6に捕まった。
翼は葛城、五郎は二階堂、瞬は九影、清春は衣笠、んで瑞希は仔犬先生に捕まった。
それで、俺も鳳先生に捕まったって事…
それぞれ、学校で自習なハズなのに…
何故か、俺だけは鳳先生の家に行くことになった。
鳳先生はなんか、家でしか出来ない自習の仕方があるって言ってたけど………
「どうしたの、草薙君。出来たのかな?」
「あぁ?いや……つか、その小学生を相手にしてるみたいな対応やめてくんない?」
「んっ?僕はいつも皆にこう対応してるけど、誰もなんも言わないよ?」
「っ〜…」
この人の笑顔には敵わない…
あんま、しつこくするのはめんどくさいから
それ以上は、指摘するのはやめた。
「……別に解けたとかじゃねぇんだけど……聞きたいんだけど、なんで翼とかは学校で自習なのに俺は鳳先生の家なんだ?家でしか出来ない自習っても、普通の自習とかわりないんだけど…」
「あぁ、ごめん忘れてた。」
「ム」
そう一言言って、立ち上がる先生はそのまま俺の隣に来た。
そして………
チュっ……っと音をたてながら俺の唇にキスをした。