Novel 2

□これが日常・・・
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「はぁーじめ君~~」


中庭を歩いていると総司が後ろから抱きついてきた。

いつもの事だがさすがに毎回毎回やられるとうんざりする。
斬りかかる気力もなくなる。


「総司・・・・離れろ、疲れる。」

「んもぉ〜、一君はぁbそんなこと言って~本当は離れて欲しくないくせにぃb




うざい・・・・



ここまできたら溜め息もつきたくなくなる・・・・
とっ、そこに稽古を終えた原田が来て・・・・・

「おーい、総司?」

「あっ、左之さん。なんですか?」


・・・・・・少しはましな奴が・・・・・


「俺の一になにしてんだよ?手ぇ出すなよ?」



「・・・・・・原田」


「ちょっと左之さん。一くんは最初から僕を選んでたんだよ?だから左之さんはいらないよ。ねぇ、一くん?」



同意をもとめるな・・・・
原田も、見るな…うざい。



「一、どっちなんだ?」


「だからっ・・・・」



とことん俺を困らせる二人を通りすがりの土方さんが止める。


「おい、二人とも!止めねぇか!斎藤が困ってんだろ!・・・・・((たくっ、何回目だこいつらは・・・」


土方さんの天罰を受け、二人は少しは大人しくなった。



がっ、




「・・・・でも、一くん。僕は早く決めて欲しいな?僕か、左之さんか、土方さん。」



・・・・・・増えてる・・・・・・



「!なっ、何言ってやがる総司!!べ、別に俺は斎藤の事、そのっ・・・・・・」




あぁ・・・・

土方さんは信じられると思っていたのに・・・・・・・






「・・・・((はぁぁ・・・」


「さっ、一くん。誰?」



総司がそう言うと、原田勿論見てくる・・・

土方さんも額に冷や汗をかきながら横目で見てきた。







・・・・・・俺にどうしろと?




と、そこにタイミングよくある男がやって来た。





「・・・・土方さん。例の奴等が…」


山崎 丞。

土方さんの忠実な部下。






・・・・・少し嫌だけど・・・・・・





「・・・・・悪いが、俺は山崎を選ぶ。」



「「「えっ?」」」


「・・・・はっ?」



山崎の腕をとり、そう言った。


その瞬間に三人(特に総司)の怒りの矛先は山崎へと・・・・


「山崎くんって前から嫌味な人だと思ってたんだよねぇ。」

「なんだ、総司。珍しく意見があうぜ。・・・・・俺も、前々からいけすかない奴だって思ってたんだよなァ?」


「・・・・・山崎・・・いつも、お前には感謝してる…でも、こればっかりは・・・・・・・・すまない、斬る。」


「お、お三人・・ムなぜ刀を…!!!!」








+++++




「"その後は、山崎くんは全治一月の怪我をおった。及び副隊長、各隊長の土方、沖田、原田は交代で彼の看病をすると局長から命じられた"っと!」


平助はそれを、自室ではなく、千鶴の部屋で書いていた。



その紙の内容を見て千鶴は


「・・・・とうとう、山崎さん・・・・やられちゃったね・・・・」

「あぁ。・・・・俺、何回この文書いたんだろ・・・・・」


「数えるときりがないよね…」


「・・・・俺、もう報告書書きたくないな…」







平助は、一つ溜め息をついて空を見上げた。





そして・・・・




「もぅ・・・・どうでもいいゃ・・・俺に危害がなければ。」


その言葉に、千鶴は苦笑した・・・。








END。





********

こめんと。


最後は平助で終わらせて見ました・・・・・

なんか、内容があやふやしてるところがあるのはつっこまないで下さいム




ごめんなさいKム
 

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