瑞希の部屋
□五年間の想い〜3話〜
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「……………」
あっちは気づいてない…
けど、俺にはわかる。
あいつは
「じゃあな、鈴村。」
高橋さんの言葉で確信できた。
あいつは
あの時、勝手に引っ越して俺の返事を五年間も無視し続けた…
鈴村だ。
「……………ここであったが100年目…((←???ム」
「ふわぁああ…あれ、あんた誰……………?!」
「………」
鈴村は俺の顔を見るなり、唖然とした。
なんで居るの!?と言いたそうに…
「…………あぁ、どうも。……今日から隣に引っ越してきた櫻井孝宏っていいます。どうぞ、よろしくお願いします。」
少し嫌みな言い方をしてやった。