瑞希の部屋

□五年間の想い〜3話〜
1ページ/4ページ






「……………」


あっちは気づいてない…


けど、俺にはわかる。



あいつは




「じゃあな、鈴村。」



高橋さんの言葉で確信できた。


あいつは

あの時、勝手に引っ越して俺の返事を五年間も無視し続けた…


鈴村だ。




「……………ここであったが100年目…((←???ム」



「ふわぁああ…あれ、あんた誰……………?!」


「………」



鈴村は俺の顔を見るなり、唖然とした。


なんで居るの!?と言いたそうに…


「…………あぁ、どうも。……今日から隣に引っ越してきた櫻井孝宏っていいます。どうぞ、よろしくお願いします。」


少し嫌みな言い方をしてやった。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ