瑞希の部屋
□五年間の想い 〜1話〜
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『"孝宏の事がずっと好きでした。"』
アイツにとっての
卒業式と引っ越し日に俺のくつ箱にその手紙を置いていった
紙はクシャクシャ、涙の後もある。
そんな手紙を置いときながら、返事も聞かずに行くとは…
アイツは正真正銘の馬鹿だ。
俺の答えがNOなわけないだろ
俺も
好きだったんだから…
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