Novel 2

□突然の事に、僕が貴方に誓った『愛してる』
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潤さんはきっと、


"わかった。そっちに行くから、まってるんだぞ"って




言ったかもしれない。



雨が降ってて、その日の夜は…


潤さんは、タクシーで近くで降りて…


滑りやすくなっていた道で


車が潤さんに突っ込んだ。



ちょうど、勘定を済ませた俺は





ちょうど



引かれる場面を見ていた。








『潤さんっ』


雨の中、パトカーのサイレンと



俺の
貴方を呼ぶ声


周りのがやがやした煩い雑音
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