03/10の日記

18:15
本末転倒
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最近ささやかれている「表現規制法」やアニメや漫画などに登場する18歳未満のキャラクターも「非実在青少年」と定義する条例など、二次元の創作物に関しての動きが活発になっています。


まず、ホントに最近になって出てきたのが、 東京都が都議会に提出した「東京都青少年の健全な育成に関する条例」(青少年育成条例)の改正案をめぐり、ネット上では内容を危惧する声が高まっている。アニメや漫画などに登場する18歳未満のキャラクターも「非実在青少年」と定義し、内容によって不健全図書指定も可能になっている。


というニュース


「非実在青少年」による性交などを「みだりに性的対象として肯定的に描写」することで「青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがある」のでダメです。という事。


これに関してまず第一に「誰が得するの?」という事と、「これをやる事で結果どうなればOKなの?」という事。


1個目の誰得な部分は、あくまでも僕の意見としては第一に政治家が得するでしょう。
条例を立案してそれが可決されればその人の成果となって莫大な支持と資金を得る事ができますからね。
そして被害を被るのは各事業者とクリエイターのみんなです。


もちろん政治家が得するのであったとしても、結果的にみんなが納得して良い方向に向かうのであればなんら問題はありませんし、むしろ賞賛されて当然の事だと思います。


それが2個目に繋がるわけですが、これを施行したことでどのような世の中になればいいのかが僕には分かりません。


少なくともアニメや漫画などの二次元創作物は国内のみならず日本国外からも評価を受けていますが、そういった作品すらも条例に抵触するとなってしまえば、日本の文化や日本経済の礎となっているコンテンツ産業を失う事にもなりかねないとの声もあります。


性犯罪や謝った性知識を助長する作品を規制するのももちろん大事ですが、逆に良い面を推進するのも法律の力の一つだと思います。


タバコの増税にしろ携帯のフィルタリングにしろ今回の条例にしろ一番最初困るのは各事業者です。
施行するならするで同時に各事業、業界への政府からの救済措置や、政治的支援案があって当然のはずです。


国民の為の職に就いているはずの政治家が国民の首を絞めているという大げさな表現もどこかで出ていましたし…


なので、今回の法案で少なからず影響を受ける事業者や創作活動を行っている方は、この法案を無くする活動をするのではなく、どうすれば双方にとってより良い法案に改善する事ができるかを皆で考えていきましょう!


参考記事
漫画・アニメの「非実在青少年」も対象に 東京都の青少年育成条例改正案
配信元:YAHOO!JAPAN

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