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□矛盾
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残酷な結末「残虐な終末」

生きることに意味はあるのか。
あるのかもしれないし、ないのかもしれない。
じゃあ、仮に生きることに意味がないとすると、生きている理由、存在意義がなくなってしまう。
では、意味がなくなってしまったから、命を途中で投げ出すことに意味はあるのか。
命を途中で投げ出すことに意味があるのかもしれないし、ないのかもしれない。
では、命を途中で投げ出すことに意味があるとすれば、何か理由が必要になってくるのだろう。
ただ人生に疲れたからという理由かもしれないし、絶望的な立場に立ってやむを得ずという理由かもしれない。
あるいは意義。
少なからず、意味が発生する。
では、意味がなければ起こらない事態かと聞かれれば、そんなことはないだろう。
例えば、自らに意味がないからこそ、生きる意味もない。
つまり、意味も理由も意義も実は、対して関係ない。
今から話したいのはそういう話「矛盾」(コントラディクト)である。

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