新難解 包茎辞典 第六版

【さ】 1件

【砂糖 (さとう)】
砂糖(さとう)とは、甘みを持つ調味料(甘味料)の一種であり、主な成分は糖(おもにショ糖)である。

歴史

サトウキビの原産地は、南太平洋の島々で、そこから東南アジアを経て、インドに伝わったとされる。紀元前2000年頃にインドで砂糖が使われていたとされ、サトウキビから砂糖を作ったのは、インドが最古とされる。インドの砂糖やサトウキビは、アラビア人によってペルシャ・エジプト・中国などへと伝えられた。英語:sugar と、日本語:satou の頭部は、砂糖をあらわす梵語からきた、語源を同じくする言葉である。

日本には奈良時代に鑑真によって伝えられたとされている。中国においては唐の太宗の時代に西方から精糖技術が伝来された事(それ以前の中国では、砂糖はシロップ状の糖蜜の形で使用されていたといわれている)により、持ち運びが簡便になった事と関係があると言われている。当初は、輸入でしかもたらされない貴重品であり医薬品として扱われていた。一方、中国と冊封関係にあった琉球王国では、1623年に儀間真常が砂糖生産の奨励を始めたとされている。



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