10/18の日記

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天使:チャリコレ
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久々に丸々一日某動画サイトで映画とアニメで満腹になった管理人です。
今、アリコレと古みく、ウルオリ、圭魅を書いてるんですがオチが見あたらなくてどうしようかと。
小説って難しいですね。
そして放置しすぎてパスワードを思い出すのに10分かかったとか内緒です。

チャーリーさんに飢えてます
Twinコレクションのゼフェル様が久々に観たい
アンジェSP2時代かトロワアニメ化しないかな…

〜〜

マナーにしている携帯電話がブルブルと騒ぎ出す。
それは毎日決まって夜の11時。
相手はあの人だと分かっている。
だから名前なんて確認せず眠たい頭を覚醒させながらそれをとる。

『あ、寝とった?』

申し訳なさ気に響くそれは心地よくて「大丈夫ですよ」と笑う。
毎日同じ時間の他愛のない電話。
それが始まったのはいつだっただろう
もう思い出すのも億劫になるほど続いているこの電話。

ひとりの夜も、寂しくないと思えるようになったのは機械越しだけれど
貴方がそばにいてくれるから

『会いたいわぁ』

ボソリと彼が零した言葉。
いっそ夜の闇に紛れて、彼の所まで飛んで行けたなら
そう考えてため息
現実問題、それは難しいこと
彼の私室まで向かうことはいくらでもできる。
だけど、それは執務に少なからず支障が出てしまう
それはまだ少し不安定な宇宙に影響を与えてしまう

「明日になれば会えますよ」

明日の朝まで数時間。
短いようで長いそれは、あっという間なのに永遠に思える
そう考えてしまったら何だか一気に寂しさに胸が苦しくなった。

『なぁ、アンジェ。毎日の電話じゃ足らへん』
「え?」
『どうせやったら、一緒に住もうや』

彼のその言葉が理解できなくて思考が固まる。
ティーカップの中の琥珀色の海に自分の間抜けな顔が映る。

『宇宙一可愛い女王様と、宇宙一男前の炎の守護聖は幸せに暮らしましたとさ。
素敵やと思わん?』

ナイスアイディアと笑う彼の声が弾んでいて可笑しい。
そうなれば本当に素敵だ。
想像したらそれは実にそれは幸せでなんだか笑えた。

あぁ、それが現実ならどんなにしあわせなんだろう

そう考えたら胸が温かくそして少し切なくなった

耳元で聞こえるあなたの声が

こんなにも愛しく温かいのに

〜END〜

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