10/06の日記

02:42
天使:レオコレ
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まったくUPしていなくて本当にすみません
書きためては居たんですが、なかなかUPできなくて。
本当に亀並みですが徐々にUP出来ればと思っています

以前似た話を小説にUPしたなぁと思いつつ
レオコレ
無駄に長いです

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暑いくらいの日射しが刺すように照る日の曜日。
秋だというのに異常な日射しの強さ
日傘を忘れたことを後悔する。

折角のお休みだからと足を伸ばした庭園。
カップルや親子。
いろんな声が溢れていて心地いいそこ。
噴水の水がキラキラとまぶしく輝く。

「おい」

そんな中に乱暴な低音の声。

「私、おいって名前じゃないのよ?レオナード」

その声の持ち主に目線を向けると悪戯な笑顔が返ってきた。
その表情は嫌いじゃないなと思っていると大きな手が乱暴に頭を撫でる。
不器用な自分じゃ綺麗にまとまらなくて、レイチェルが綺麗に整えてくれた髪。
あっという間に残念なことになってしまった。

「アンジェって呼んだら怒るから『おい』って気を遣ってやったのに。文句の多い女だぜ」
「陛下って呼んでって言ってるのに」

もう諦めたけれど。
と、心の中で呟いてため息
それを見破ったようにニヤニヤとした笑顔。

「俺とお前の仲で他人行儀だろ?」
「そこまで親密な仲だったかしら?」
「親密になる予定だぜ?俺は。」

いつの間にか腰にまわされていた手。
手慣れているそれに少しイライラしてしまう。

だから、その手を思い切り抓りあげる。

昔のオドオドしていた女王候補時代の自分じゃ絶対考えられなかった行動。

「守護聖と女王としての親密なら大歓迎だわ?」
「男と女としての関係しか考えてねぇんだけど?」

ああ言えばこういう。
同じ会話の繰り返し。
思わずため息が漏れて、彼を見ると相変わらず余裕の笑顔。

「残念だわ。レオナード」
「残念だな、アンジェ」

大人の余裕なのだろうか?
からかって楽しんでいる?

でも、それがイヤじゃないと思うようになったのは
確実にあなたという存在が自分の半分を占めるようになってしまったから。
……本当に悔しい

「もう、諦めて俺のモノになっちまえよ。」

その甘い誘いに近々乗ってしまいそうで、頭が痛いの。

まわりはこんなにも穏やかな時間が流れているのに

あなたのせいで私の心臓がうるさくてたまらないのよ。

あぁ、認めてしまえば楽になれるのかしら?

〜END〜

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