海色の瞳

□じゅういち。
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やっとこさ二人の質問に答えた私は、ややのぼせ気味だ。
しつこすぎるよ…。
何であんな必死だったのだよ…。

「あ」
「…あぁ、貴方は」
「こんにちは、(できれば二度と会いたくなかった)第7十刃ゾマリ・ルルーさん」

この人見てるだけでイライラしてくるんだよ…。
白哉さんだけでなく花太郎、ついには私のルキアちゃんまでっっっ!

「額に青筋が浮かんでいますが…、怒りは和を乱すもの。つま」
「はい、そうですね。その怒りの根源は実はあなたにあったりするんですけどネ!」
「私が…何か神を冒涜するようなことをしましたか?」

何で怒り=神(藍染)の冒涜になるんだ!
てかまだしてねぇよ!
近い将来にそういう行動お前がするんだよ!
愛想笑いにしてはキツすぎる笑いを浮かべて、私はその場から足早に立ち去る。
くっそー…なんかムカつくな…。
もっと人気者な十刃(…って言ったらグリムジョーしか居ないね!)に会いたかったぜ。

「…そういえば、」

ギンちゃんが暇だったら遊ぼって言ってたな。
…今暇かな。

てか織姫ちゃん攫いに行かなくていいのか?




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