海色の瞳
□しち。
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「君に選択肢を与えるよ、ウミ」
「へ、…あの」
「我々の同胞か、それとも…死か」
全部喋らせろや狸。
あ、今足組み替えた。
「そこは常識的に考えて、同胞しか選ばないんですけど…理由は何ですか?」
「…理由が必要かい?」
「必要ですよ。だって私織姫ちゃんみたいに事象の拒絶が出来るわけじゃなし、一護みたいに強いわけでもなし…、使えないっていうか……ああ、ほら『たかが人間』の分際ですから!」
「物知りやね、ウミちゃんて」
首をぐりんと右側に回した。
大阪弁話すのって、やっぱり……。
「ギンちゃん…さん」
「僕には敬称二つも付けてくれるんや。いやぁ得したわー」
死覇装も似合うなぁと思ってたが、白もいいねえ!
デザインしたのが藍染さんだったら笑えないが!
てか今物知りって言った?
あれ?無駄なこと言ったっけか?
「今の発言から…少なくとも、君には未来が見えている。そう考えるのが妥当だろう?」
「あ、いや…うーん…」
口は災いのもと。
まさにその通りだった。
→はち。