海色の瞳

□さん。
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「思ってたよりも藍染さんが優しかったのには吃驚しました」
「……」
「私的には身ぐるみ剥がして質問に答えろ、じゃなきゃぶっ殺すとか言うと思ってました」
「……」

何にも喋らんな、この人(破面)。
つーか着替えたい。
私は先ほどロリちゃんに手渡された…今着ているモノと同じ制服を見る。

(着替えるよりも先にシャワー浴びたい)

藍染さんにはこんな趣味もあったのか。
制服集めだなんて、意外(じゃないけど)と変態チックだ。

「言っておくが、その装束と(制服って言え)藍染様の趣味とは一切関係ない」
「あ、そうなんですか」

つまらないですね、と言うと藍染様を侮辱する気か、と言われた。
ごめんなさい、心の中では侮辱程度じゃ済まないくらいあの人を貶してます。
鞄、…格好付けて呼ぶならスクールバッグを肩に引っ掛けていた私はそれを下ろした。
ウルキオラに(無言で)案内された部屋は何というか、やっぱり薄暗かった。

窓は一つ、そこから覗くのは月のようなもの。
部屋にはさほど大きいとは言えないものの、来賓用のベッド。

こんな所に誰が来ると言うのか。
他には小さなローテーブルと椅子、くらいか。
嫌になるくらい白で統一された家具と部屋、そして建物。

私は大きく溜め息をついた。




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