海色の瞳

□きゅう。
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「そこが風呂」
「…大浴場ってヤツですか?」
「あれが食堂」
「みんなで食べるところあるんですね」
「十刃はあそこだ」
「な…、VIP席ですね!すごい…」

何してるのかって…。
まあ、所謂アレですよ。
学級委員が転校生のために校内案内のような…、まあ虚夜宮案内です。
でも行く先々で人間旨そうって声が聞こえるんですけど、破面って人間食べちゃうんですか。
びっくりだよ。
そんな描写、どこにもないよ!

「…聞いてんのかよ」
「勿論です。リピートできるくらい熱心に聞いてます!」

思考しながら話を聞くなんてお茶の子さいさいだ!(古)

「…そうかよ」

グリムジョーの口元が軽く弛んだ。
…鼻血出そう。
誰かティッシュ持ってないですか。
面倒だとか何とか言いながらも律儀に案内してくれるグリムジョーが大好きだー!
いい匂い…。
鼻をくすぐるこの香りは、彼の香水か?
香水詳しくないからよくは分からないんだけども!
クドくなくて、サッパリしてて…どこか切なくなるような、グリムジョーにぴったりの香水。

誰が選んだんだろ…。




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