海色の瞳
□はち。
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「まだ何か?」
「…もいいです…」
はあーと盛大にため息をついた。
取りあえず、なんだか同胞にしてくれるらしい。
いいのか、私なんかで!
「ウミ、」
「はい?」
「君に見せたいm「遠慮します」
これは織姫ちゃんの時と一緒だろ。
アレ見せてくれるんだありがとうでも遠慮します。
わざわざ見ようと思わないし、藍染さんと二人っきりなんかにされたら…あのくそじ…藍染さんの顔を足蹴にするかもしれない…!
それはそれで楽し…恐いからなぁ。
「そ、そうかい」
「…藍染さんて押しに弱いんですか」
知らなかったよ。
これからも、この人に対してはどえむの人に話しかけるつもりで挑もう。
「同胞言うても暇なんとちゃう?」
「え?」
「ああ、そうだね。従属官はどうだい?ウミ」
「ウミちゃんどないしよ」
いきなりですね!
いいのかな、ここで
『グリムジョーがいいです!マジ好きです!昨日実は弱っててなんかもうめっちゃ可愛くて!左手ない分あーんてご飯とか食べさせてあげたかったんですけど従属官てそういうの許されますかね!?』
って言っても。
「うーん、僕やったら引くわ」
「あ、聞こえました?」
「全部声に出てたで」
「はっはっは、またこのパターンか…」
グリムジョーのこと考えると自然となんつーの、まあ妄想がね、こう…むくむくとね、涌いてくるっていうか降ってくるっていうか…。