平和最高!!

□まさに昼ドラ的な
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「悪いけど、跡部君もらうね?」








第14話
まさに昼ドラ的な










耳元でそう言われたあと、涼子ちゃんは微笑みながらドリンクを持って出て行った。










不「…ななしちゃん?」











もらう……っていわれてもなぁ…。跡部はあたしの所有物じゃないし、その…まだ告白とかもしてないし。







不「ななしちゃんってば」











………アレ!?

ちょ、何!?今の…まるであたし、跡部がす、すすススキみたいな…
そりゃ、跡部のことは好きなんだけど…そういう好きではないと思ってたのに…。










不「ねえ、無視?

『ギャーーーーーー!!ちょ、顔近い!目が怖いって!!』

不「…神無月さんに何かいわれたの?」

『…え?』

不「ななしちゃんがそういう顔するの珍しいから」

『不二…』










不二が急に真剣な目付きになってあたしを見つめてくる。
って…ちょっとまてやゴルァ








『珍しいって…まだ不二と一回しかあったことないよね!?』

不「…」

『え、ちょ、沈黙こわっ!何か言ってよ不二!』

不「フフッ、今日は天気がいいね」

曇ってますけど

不「何か言った?

『いいえ!!何も!』










さっきまでのシリアスな雰囲気ぶちこわしですね。ええ、もうぶっちゃけ開き直ります!
跡部好きだっ!……改めて言うと恥ずかしいけど。
さて、とりあえず仕事あるし、戻りますか!










不「じゃ、頑張ってね」

『(?)う、うん。じゃあねー』










何を頑張るのかよくわからないけど、とりあえずここを出よう。
何か黒いし(オーラ的な)










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