Book D.G
□ティキアレ/微裏
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『キー』
ア「分かりましたよ、行きましょうかティムキャンピー」
ティムに案内されてついて行くと目の前に暗い竹藪が広がる
ア「ここか」
「「きゃあぁぁ」」
竹藪の奥から悲鳴が聞こえる
ア「っノア!」
急いで声のする方に向かう
黒いスーツの男…
足元には女の人の死体が倒れていた
ア「やっぱりお前かティキ・ミック!!」
鋭く相手を睨み付ける
テ「あ、イカサマ少年」
驚いたようにアレンを見る
ア「何でこんなことをっ」
悲しげに倒れている女性を見つめる
テ「あぁ。伯爵に頼まれちゃってさぁ」
ア「なんのために?」
テ「それは言えないなぁー。まぁちょっとした材料集めってとこかな♪」
ア「そんな下らないことの為に人を殺めるんですか!?」
テ「俺も詳しくは知らないし」
ア「させない…イノセッ」
テ「と言われても、仕事だから。邪魔されちゃこっちも困るんだよねぇ」
一瞬でアレンの前に移動するティキ
ア「くっ…う」
ティキの手がアレンの心臓を掴む
テ「材料の一人になる?」
妖しく微笑むティキ
ア「っつ…」