愛しき人へ

□本当の恋
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 思い出の中に閉じ込められるほどの
 気持ちなんかじゃなくて
 “好き”という一言で収められるほど
 単純な気持ちじゃなかった

 お互い同じ気持ちだと
 そう信じて
 素直になれない二人を
 この風が空が見守ってくれると信じて
 これからも続くと想った
 どの季節が巡り行いても
 二人一緒に同じ景色見ていられると想っていた

 たった一枚の手紙で
 二人の時は刻むのを止めたけど
 今でもあの頃のまま
 想いは変わらない

 なんの運命で
 離れてしまったのだろう
 あんなにも純粋に想っている二人なのに

 
 想い出はまだ生き続けるけど
 素直になれぬまま季節はまた巡る

 初めて本当の恋を見つけた
 きっと最初で最後の恋だと信じた
 その恋はもう終わってしまったのだろうか?

  
 きっと 巡り逢った時から
 その恋は始まった
 それは運命だった そう今も二人は信じる

 本当に好きだった
 
 これが本当の恋だと思った
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