02/11の日記

21:55
『遺跡の声』読了(ネタバレ注意?)
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ガルビオン貯金、ジワジワと継続中な駄目管理人です(←コツコツと、ではない)



堀晃著・『遺跡の声』(電子版)読了〜



―辺境宙域を巡る下等遺跡調査員の『私』がフレアから救い出した青い輝きを放つ結晶生命体

『私』はその生命体に『トリニティ』と名付け対話し教育する

やがて『彼』は単なる『私』の補助頭脳を超え独自の人格を形成していく―



九編の物語は『私』の一人称で語られ、登場人物はほぼ『私』と『トリニティ』の二人だけ

『私』は『トリニティ』を子供のように思っていて、あくまでも一個の人格として対話していたら同業者に皮肉られたという描写に萌え

しかも外に出るときは肩に専用の金具までつけて乗っけてるってどんだけ離れがたいのだと小一時間

私の目にフィルターがかかっているせいだと思うのだけれど、どうも『私』の『トリニティ』への精神的な寄り掛かり具合が半端ないと、どれだけ心の拠り所にしてるのと小一時間



どうしてこうも人工知能や高等知性体に萌えツボを押されるかな、と何故か悔しく(?)思いながらも読み進めていたら



もう…あのラストですよ



これは…これは…ショックの度合いで言うと『キカイダー』原作版の最終回

ロードス島戦記のオルソンの死



三日経った今でもショックが癒えないんですが…



これは、あれか、ナイトライダーを見て癒すしかないか。





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