短編小説『繋がり』
□ご褒美
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ナルト『あ〜‥もう飽きたってばよ〜』
持っていたペンを置き、机にうつ伏せになる
サスケ『休むな!まだまだ目を通してない書類があるだろ!サボってねェでさっさとやれ!!』
ナルト『あとはサスケがやっていいってばよ〜』
やる気を無くしたナルトは、サスケの方へと山積みになった書類を動かす
サスケ『いいわけあるか!!これは全部、火影であるお前の仕事だろ』
ナルト『だって〜‥』
サスケ『だってじゃねェ。さっさとやれ!』
冷静に指示を出すサスケにブスッとした顔をする
ナルト『なんかサスケってば、年々うるさい小姑になってるよな!』
サスケ『ふん、どう言われようが結構だ。今日中にこの書類全てに目を通してもらうぞ』
ナルトはしぶしぶペンを持ち、机に向かうが書類の多さにため息をつく
ナルト『…もっとこうやる気が出るようなことねェかな‥』
サスケ『じゃあ、やる気が出るようにしてやるよ』
ナルト『?』
サスケの方を見た瞬間にサスケと唇が重なる