短編小説『繋がり』
□光の指輪
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サスケ“今日は任務もないし…火遁の修業でもするかな”
サスケは考え事をしながら、街中をブラブラと歩く
ナルト『サスケ!』
突然の呼びかけに後ろを振り向くと、黒いメガネをかけたナルトが立っていた
ナルト『へっへーん♪』
サスケ“……”
ナルト『どうだ?似合うだろ?』
サスケはナルトの問いに応えず、再び歩き始める
ナルト『あっ‥!!ちょ…待てってばよーっ』
ナルトは急いでサスケの横に行き、一緒に歩き始める
ナルト『なぁ、なぁ、コレかっこよくね?』
サスケ『…そんなもん、どこで手に入れたんだ』
ナルト『イルカ先生に貰ったんだってばよ』
サスケ“あいつからか…”『ちっ』
嬉しそうに言うナルトに思わず、舌打ちをする
ナルト『あ〜、サスケってば羨ましいんだろ?』
サスケ『そんな訳ねェだろ』
ナルト『まぁ、まぁ。そう言わずにコレやるってばよ』
ナルトはサッとサスケにメガネをかける
ナルト『おおっ!似合うってばよ』
サスケ『…ナルト、一体なんのまねだ?』
怒り口調のサスケに思わず、ナルトはビクッとしてしまう
ナルト『そんな怒るなってばよ〜‥コレは“キンカンニッショク”とか言うやつが見れる、ありがたいメガネなんだぞ!!』