短編小説『繋がり』
□粉雪
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ナルト『さみぃ〜‥』
フゥと息を吐くと白い煙が出る
ナルト『いつもよりも一楽が遠く感じるってばよ〜‥』
ブルブルと震えながら一楽の、のれんをくぐる
ナルト『おっちゃーん!!味噌ラーメン!大盛り!早くね!』
テウチ『おう、待ってろ。すぐに作ってやるからな』
ワクワクしながら席に着くと隣に見慣れた姿が目に映った
ナルト『うぉっ!!サスケ!?』
思わず立ち上がる
サスケ『…うるさい、ウスラトンカチ』
ナルト『なんでいるんだってばよ!』
サスケ『ラーメン食いに来たからに決まってるだろ』
テウチ『はいよ、醤油ラーメンお待ち』
サスケの前にラーメンが出される
ナルト『…美味そう…‥』
再びサスケの隣に座り、じーっとサスケを見る
サスケ『…』
ナルト『…』
サスケ『なんだよ』
ナルト『ん?別に?気にせずに食えってばよ』
そう言いつつ、サスケを見続ける
サスケ『……』
ナルト『……』
サスケ『あのなぁ‥食いにくいんだよっ』
ナルトの顔をグイッと右手で背ける