ｻｽｹの『ﾅﾙﾄ観察日記Ⅱ』
□ｻｽｹの『ﾅﾙﾄ観察日記Ⅱ』
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〇月〇日
ﾅﾙﾄの観察日記をつけるなんて久しぶりだ。
木ノ葉を出てから全く書かなかったからな。
なんか久しぶりに書きたくなって、書いてみた。
もうあれから何年経っただろうか？
あの日ﾅﾙﾄは、大蛇丸の所に行こうとした俺を追いかけて来てくれた。
あの時、ﾅﾙﾄの言葉でどんなに決心が揺らいだことか…
ただ、兄弟みたいだと言われたのがちょっとショックだったが俺がそれだけ“大切な存在”になったと言うことなんだろう。
ｲﾙｶは親父とか言ってたしな…
ﾅﾙﾄから離れてからは、自分のためにﾅﾙﾄのために大蛇丸の修業を毎日続けてきた。
奴の言うことを聞くのは、いささか腹立たしかったが強くなるためには仕方ねェ。
おかげで今は、昔とは比べられないほどの力がついたと自分で分かる。
あの頃が懐かしいな…
近々ﾅﾙﾄに会える…そんな気がしてならない。
どんなふうになっただろうか？
あの頃と変わらないだろうか？
まだ奴を倒すまで会えないが、ﾅﾙﾄに会うのが楽しみだ。
【巻ﾉ三十三】