サスナル小説『夢路の君』
□夢路の君
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第七班の前でうろちょろと動き回るナルト
ナルト『額当て付いてるよな!?』
サスケ『ああ、付いてる』
サイ『付いてます』
サクラ『大丈夫です』
ナルト『あ!志願書は―‥』
サスケ達は志願書を出して見せる
ナルト『よし!持ってるな』
サスケ『ナルト』
ナルト『あとは―‥何か他に忘れ物とかないか!?』
サスケ『ナルト!』
ナルト『!!』
落ち着かないナルトの手を掴む
サスケ『‥少し落ち着け』
ナルト『だ、だってよぉ…』
サスケ『必ず受かってみせるから安心して、ゆっくり見物してろ』
サスケの言葉に思わず、ため息をつく
ナルト『お前なぁ…中忍選抜試験は、全員が受かる訳じゃねェんだぞ!?』
サスケ『分かってるさ。でも受かる自信はある』
ナルト『うっわー‥その自信は一体どこからくるんだってばよ』
サスケ『名門“うちは”の名に、泥を塗る訳にはいかないからな。1回で合格してやるさ』
ナルト『言っておくけどな、中忍選抜試験の内容は毎年変わるんだからな!』