サスナル小説『夢路の君』
□偽りの君
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カツッ
サスケはイライラしながら柱に手裏剣を投げる
サスケ『ムカつくぜ』
サクラ『サスケ君?何をそんなに怒ってるの?』
サスケ『…』
サスケは無言で手裏剣を投げ続ける
サイ『カルシウムが足りないんじゃないですか?イライラしてるとハゲるっていうけど本当かな?』
本を見つつ、サスケを見る
サスケ『うるせーよ!てめェも気にくわねェんだよ!!』
サスケはサイめがけて手裏剣を投げるが、サイは本で受け止める
サイ『気にくわない?おかしいなぁ…笑顔でいれば大丈夫だって本に書いてあるのに‥』
サクラ『あんたの笑顔が、嘘くさいからじゃないの』
サイ『嘘くさい?これでも昨日、研究したんだけど…』
鏡を取り出し、顔を確認する
サクラ『それにしても夢みたい♪サスケ君と同じ班になるなんて♪』
サイ『僕は?』
サクラ『別にどうでもいい』
サイ『そりゃないよ…‥ブス』
サクラ『誰がブスだっ!!しゃーなろー!!』
バッチーン!
サクラにビンタをくらうサイ