サスナル小説『夢路の君』
□逆光の街
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ナルト『う〜‥本当に大丈夫なんだろうな?』
扉の前でウロウロしながら独り言を始める
ナルト『もし男だってバレたらどうすればいいんだ?いや、サクラちゃんが絶対バレないって言ってたし…大丈夫だよな!?―‥ココで迷ってても仕方ねェし、よし!行くってばよ!!』
ナルトは覚悟を決めて目の前の扉を開く
一同『いらっしゃいませ、ようこそホストクラブ“暁”へ!』
ビクッ
勢揃いの出迎えに驚く
ナルト“バカッ、オドオドしちゃダメだ!!俺!”
デイダラ『荷物持ってやるぜ』
ナルト『あ、お願いするってばよ』
デイダラ『…初めて見る顔だな、うん。“暁”に来るの初めてだろ?』
ナルト『…』“ここが街1番のホストクラブか…ナンバー1はどいつだ?”
デイダラ『聞いてる?』
ナルト『えっ?何?』
デイダラ『…席はここだ』
ナルト『ありがとう』
デイダラから荷物を受け取りナルトはさっさと席につく
ナルト“よし、男だってバレてない!なんか緊張してきたってばよ…”