WONDER WORLD

□Wonder world
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【九澄 恭弥&
 ユリウス=モンレー編】

目が覚めたら俺は時計台いた。

チクチクと規則正しく鳴り響く音。妙に頭痛がするのは何故だろう?現状把握は難しい。難しすぎて頭がパンクしそうだ…。

「おい、なんなんだ、その生意気な態度は」

「……………は?」

「さっきから睨み付けてきただろう!まったく助けてやったのに恩知らずな奴だ。」

横になる俺に、青い髪で眼鏡をした男が見下ろしながら言った。

「助けてくれなんて頼んでないけど。恩着せがましーな」

「……余所者、お前はさっき来た奴より柄が悪いな。立てるならさっさと帰れ」

帰る…帰れるなら帰りたい!寧ろ帰り方を教えてくれ!
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