小説☆烈火の炎

□2月14日
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年に一度、乙女が腕を振るう日。
バレンタインデーが、今年もやってきた。

ジョーカーはふふんと鼻をならしながら、廊下を歩いていく。
その手には、何も持っていない。
どうやらこれから誰かにたかりにいく予定のようだ。

向かった先はキッチン。

扉をあけると、ジョーカーは自分が探しているその人を目で探し始めた・・・

「ここにはおらへんようやな・・・」

そう呟くと、扉を閉め、また次の部屋へと移っていく。

「誰かワシにチョコをめぐんで〜〜」
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