裏Novel
□ビターチョコ〜sideユフィ〜
1ページ/5ページ
今は夜中の2時を過ぎたところ。
ティファが、音をたてないようにそっと部屋へ戻ってきた。
寝ているアタシたちのことを起こさないように、だと思う。
でも、アタシは起きていた。
寝ようとしても、眠れない。
ある紛れもない真実が、アタシの心を揺さぶり続けるんだ。
エアリスがいなくなってしまった。
エアリスの存在は、アタシたちにとってあまりにも大きくて。
眠れない。
うっすらと目を開けてみる。
ティファは、ベットに入って横になっていた。