boyslove

□夏祭り [製作中]
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ピチャッ…チュプ

『ぅ…あッ…野きゅ…バカっ…も…出るッ!!』


「ん」


ジュルルルッ


『ひああああっ!!』
ビュルルッ


「苦…いっぱい出たな。」


『ハァッ…ハァッ…っ足り…ねぇ…』


「獄寺元気だなι」


『Σ…も…元はと言えばてめぇのせいだろッ!!!』













―――――――――――


30分前



「ツナ、ワリーんだけどさぁ5分ほどはずしていいか?」

『すんません10代目!自分もトイレ行ってきます。』

「いいよ、今神輿見に行ってて人少ないから」






ジャー


『――ふぃー…あ、野球バカ』


「お、獄寺!」

そこには袋の中におそらく景品と思われる物がいっぱい入った袋を両手にぶら下げている山本がいた。


『…屋台がかわいそーだぜ…』

「獄寺、なんか言ったか?」

『何も言ってねーよ。それより早く10代目んとこ戻らねーと』


「そーだな!あ、これ獄寺の分のジュース」

自分がもっているジュースのうち一つだけ獄寺にジュースを渡した。

『ん、サンキュー!』

ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ…プハッ

獄寺はよほど喉が乾いていたのかジュースを一気に飲み干した。


「さ、戻ろーぜ」

『あぁ、…野球バカ、それ一つ持つぜ?』

獄寺は山本の持っている袋を指さした。


「ん、ワリーな」

『ジュースの礼だっ』

山本は、ははっと笑って袋を渡した。






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