ソノタ

□MOON CHILD について
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 アジアの片隅にある移民都市マレッパ。日本は経済崩壊し多くの国民が移民となって海外に移住していた2014年。アジアの片隅にある移民都市マレッパにもそんな人々が流れ込み、この街は人種のるつぼと化し、欲望と暴力の支配する街となっていた。

日本人移民の少年・ショウ(Gackt)は、現地マフィアとトラブルに遭うが、謎の人物・ケイ(HYDE)に助けられる。ケイは人血で生きるバンパイアだった。

 やがてショウとケイはマレッパでのし上がっていく。ある時地元組織の事務所に殴りこみに行ったショウとケイは、同じように殴りこみに来た孫(ワン・リーホン)と共同戦線を張り、それをきっかけに三人の間に友情が芽生える。またショウは孫の妹、イーチェ(ゼニー・クォック)を愛するようになり、彼女を交えた美しい思い出となる日々を送る。しかし、そんな穏やかな時間は長くは続かなかった。

 殴りこみに行った仲間が射殺され、助けようとしたケイはその素性がばれて失踪。孫は「同じ台湾人だから」と地元組織に鞍替えし、ショウが作った組織と対立。さらにはイーチェが精神を病んでしまう。やがてショウと孫の組織の抗争は大きくなり、ついにはかつての友同士が銃口を向け合うことになる。
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