マナケミア
□平和な一日のピクニック
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「ふぅ…必要単位も取ったしゆっくりできるね」
「そうだな」
僕は校庭の片隅にサルファと座りながらくつろいでいる
学校生活も二年目で慣れてきたし平和を感じる風景だ
「ヒマだしなにかすることないかな?」
「だったら釣りでもしたらどうだ?この学園の魚は活きがいい」
「また魚の話し…せっかくだしみんなとどこかに出かけたいね」
「ならみんなで釣りをすればいい」
「サルファは魚食べたいだけでしょ…」
猫だけあってサルファの頭の中は魚のことでいっぱいのようだった
「魚以外でなにかない?釣りならまた一緒に行ってあげるから」
「ふむ…ならピクニックでもどうだ?」
「ピクニックか…」
「ピクニック…それは面白そうだな!」
「うわ!グンナル先輩!?」
サルファとゆっくり話しをしていたら突然グンナル先輩が現れた
唐突に現れるのはいつもの事だけど驚いてしまう
「ピクニックの予定はできてるのか?」
「い、いえ…ただ話にでてきただけで…」
「ならすぐにでも行ける準備をしろ!俺様は行く場所を検討するからウ゛ェインは連絡係を頼むぞ!」
「あ、ちょっと先輩!」
そんなこんなで急遽ピクニックをすることに決まったのであった
「またいきなりだな…」
「いつものことだろう?」
「そうだけど…先輩の事だし絶対になにかたくらんでるよ…」
「それもいつものことだろう?」
「…だね」
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