夢を見るのは乙女の特権??
□拍手集
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「ごーくーでーら!!!
起きてよ!!あなたが起きないとあたしスゴイ困るの!」
あたしのロッカーの前で寝ているためロッカーが開けられない
なので家にも帰れない!!!
「獄寺〜」
体を揺するとうなるが起きる気配はない
どんだけ爆睡なんだ!!!!
「獄寺〜お願い!!!
起きてちょうだい!!家に帰りたいの!」
どんだけ騒いでも起きてくれない。
こんなときに限って教室に誰もいない。
「もう!!」
諦めたかのように隣に座る
「意外に綺麗な顔してるのね」
そう言って顔を突くとピクっと動いた
(コイツおきてる?)
あたしをからかってるのか!!と叫びそうになったがそれを押さえある悪戯を考え付いた
“チュ”
「なっ!!!!」
獄寺が顔を真っ赤にさせ起き上がった
「やっぱからかってたのね!!」
「お…お前!!!//////」
「起きない獄寺が悪い!」
そう言いながら自分のロッカーを開けた
「…そういう事は好きな奴にやれよ。
あの野球馬鹿とか…」
「山本?あいつは幼馴染よ。
あたし獄寺の事好きよ?」
「…そうか。俺の事…
はっ//////////」
「獄寺真っ赤!可愛い♪」
「お…おま!!!」
「あたし本当に大好きだよ?」
「…俺もお前の事
愛してるぜ」