９１年６月にフルモデルチェンジされ型式がＡＥ１０１(１５００㏄はＡＥ１００)になる。先代のＡＥ９２と比べるとボディが曲線を多用した丸みをおびたデザインが特徴である。走行安全性を高い次元で確立させるパーツも充実している。ボディサイズもＡＥ９２よりも全長３０㎜、全幅３０㎜大きくなっている。また車重も６０㎏重くなってしまった。しかしエンジンは従来の４Ａ－ＧＥを５バルブ化して、さらに可変バルブタイミング機構、各気筒独立スロットル、デュアルマフラーを採用したことにより後期ＡＥ９２よりも２０馬力アップした。ちなみにスーパーチャージャーは後期ＡＥ９２より５馬力アップしている。足回りはスーパーストラットが新開発された。これによりコーナリングの性能が格段に向上している。スーパーストラットサスペンションはＧＴ－ＡＰＥＸにオプション、ＧＴ－Ｚに標準装着されている。エクステリアではＬＥＶＩＮはフォグランプとコーナリングランプが組み合わされている大型異形ヘッドライトに横一文字のテールランプ、ＴＲＵＥＮＯはプロジェクターヘッドライトに変更されテールランプはＬＥＶＩＮと違ってセパレートタイプとなっている。９３年５月に行われたマイナーチェンジではフロント、リア回りを一新。ウィングのデザインも見直された。そしてＧＴグレードからＡＴの設定がなくなった。