NARUTO

□×憩いの場×
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空に雲ひとつ浮かんでいない。






そんな快晴の日。








下忍の7班、8班、10班は合同演習を行っていた。









「はぁ〜。3班合同かよ。めんどくせぇー」


「でも中々ないことだし。いい機会だよ、シカマル」



「そうよ〜!!デコりんがいるのは気に食わないけどっ!あ、サスケくぅ〜んVv」


「しゃぁーんなろぉー!!!!いのぶた!!私のサスケくんにくっつかないでよね!!」


「ど、どんなことするんだろうね。シノくん」



「…大方俺たち下忍同士で何かするんだろ」


「くぁ〜。ねみぃー…。な、赤丸」

「ワンッ」











みんなそれぞれで好き勝手に担当上忍たちが来るまで話していた







「なんだってばよ!!みんな!俺なんか、俺なんか、楽しみであんま眠れなかったってばよ!」




金色に輝く髪。空の蒼…というより深い海の蒼の瞳を持つ少年。


ナルト…




元気そうに言うその裏では…





(あ〜…。あいつじゃないけど俺もめんどくせぇー…。ここんところ、裏の仕事で寝てねぇーからなァ〜…)







そう、彼はドベを演じていて、実は暗部総隊長なのである。





1週間暗部の任務で寝ていないのに、今日も朝っぱらから下忍任務なのである。




【なぁ〜…おい、シカマル】


【んぁ?なんだよ】


【俺、今超眠たいんだけど…つーか、じっちゃんは俺たちを過労死させる気か!!?】


【しょうがねぇーだろ。今の暗部、人手不足なんだからよ…。俺もねみぃしめんどくせぇーし】








そう言ってあくびをするシカマル



高等忍術で会話を交わす二人。






そう、シカマルも実は暗部であり、暗部総副隊長。



ナルトとペアであり、ナルトの補佐であるのだ。









「あぁ〜…今日も遅いわ…。カカシ先生が遅れてくるならまだしも、紅先生とアスマ先生まで遅れるなんて…」






そう言うサクラ






「本当だってばよ!!遅すぎっ!」


(まじで、遅い…あとでシメるか…)


















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