NARUTO
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―あぁ、眠い…
太陽が真上に昇っているこの時間。
下忍2班は合同任務を行っていた。
「あぁ!もう!!何でこんな暑い中、落し物なんて探さなきゃいけないのーっ!!?」
「めんどくせーけど、しょーがねぇだろ…。任務なんだしよ」
限界にきているいのが叫び、そのいのをシカマルが宥める。
―そんなこと言われたって、眠いのよー!!
―俺だって眠ぃんだよ…。あぁ、めんどくせー…
―ここ一週間ずっと暗部の任務続いてて寝てないもんね。
僕も眠たいし…。でも、ナルトの方がつらいんじゃない?
―あぁ、確かに…
裏でこのように会話をしているこの3人。
実は里で最恐といわれている4人のうちの3人である。
あと一人はというと……
「もー!!いつまでたっても見つからないってばよーっ!!!!」
「うっさい!ナルト!!!そんなこと言ってても見つかるわけないでしょ?!早く探しなさい!!」
「フンっ、バカが」
「ムキーッッ!!なんだとサスケぇー!!
そう。やけに元気なこの少年。
金髪碧眼という珍しい色彩をもち、ドベでバカと有名な“うずまきナルト”である。
この4人は木の葉の最恐、暗部の四神とよばれている。
その中でもナルトは暗部総隊長であり、シカマルは暗部総副隊長だ。
―そうよねー。ナルトに比べたら私たち全然ラクよねー。
―・・・だな。あいつ、10日間貫徹だろ・・・?確か。
―それなのにあんな演技も加わって。ナルト、大丈夫?
チョウジがナルトに問うと、すぐさま返事が帰って来た
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