10/17の日記

12:19
フリーランス
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先日、久々の完全フリーな休日を満喫した。
特に休日をいつも忙しく過ごしているわけではないが、ここ数年の間に僕の私生活に一家を構えたことで、完全フリーな休日はたまのお楽しみとなったいうわけだ。
お楽しみというと語弊を招くかもしれないが、決して家庭不和ではないということは前置きしておく。我が家は円満な時を着々と刻んでいっていると僕自身は思っている。そして家族と過ごす休日も心が癒される、なんといっても子供は目に入れても痛くない程に可愛いくて親バカぶりを発揮している。

さて、僕にとっての完全フリーな休日とは妻と子供が2〜3ヶ月に一回一週間ぐらいの里帰りが恒例となっている。その里帰り期間が何にも縛られない独身時代を彷彿とさせる、もう一つの充電期間である。
これまたお互いにとっては大切な時間なのかもしれない。幼児期の子供にとっての影響はどうなのか疑問ではあるが、色々な人やモノに触れることは必要なことだと思う。非日常的な生活をたまには感じるのも悪くないだろう。環境に適応する能力が身につくことと願っている。これは大事なことだ。

完全フリーな時間をどんな満喫プランで過ごしたのか。
一週間のうちの6/7が仕事であった為に一からプラン立てて記事とするような特ダネはない。とりたてて記事にするのならば、DVD鑑賞かな。幼児の娘を抱えている身としては、なかなか実現できないお楽しみだ。マッタリと2時間ぶっ続けで堪能した。
あと、夜更けまで仲間と語り続けたことが青春時代と重なり合った。
たった一日しかなかった休日はというと、趣味の一つである船釣りに出掛けた。しかも最高の仲間とだ。前日に我が家に泊まりにきて、翌朝5時に起床し出発した。でも夜中の2時まで語り続けていたために眠気が残っていた。これも休日、多少の無理をするから面白味が増すものだと昔から思い込んでいる。
結局、釣果は過去最低タイと超渋い結果で終わった。強風で全然タナ取りできずに、釣りの難しさを再認識した。
船に揺られてマッタリ広い海をボーッとする、大自然相手に真っ正面から向かい合う道楽である。そこに偽りは一切なく、ストレスなども存在しない。究極の遊びの一つである。大自然を相手にする遊び(スポーツなど)は、殆どが究極と例えることができる。もちろんその他もあるが…
最近の釣りの成績は上々だった為に胡坐をかいていたのは否めない。もう一度作戦を練り直してリベンジを果たそうと考えている。釣れても釣れなくても醍醐味が満載である。

里帰り4、5日目を過ぎた頃、一人での生活に哀愁を感じるようになってきた。特に夜は空虚感が漂い、わらにもすがりたくなるような衝動に駆られた。心中は察しの通りである。
そんな時、テクノロジー社会は役に立つ。TV電話を使い、妻そして娘とLIVE中継ならぬLOVE中継である。キモかわ系ギャグであったが、心の溝を埋めてくれるのだ。
毎日を同じ積み重ねで時が過ぎるとどうしても幸せボケしてしまう。ボケを防止するためにもこういう機会は僕にとって適度な刺激となり家族を支えるための大切なエッセンスになっているのかもしれない。

妻と娘が帰ってきた。
楽しみに胸を踊らせて仕事から帰宅するといきなり娘の大泣きに秒速ノックダウン、お手上げ状態である。忘れられたのか、人見知りとはまた違う豪快な泣き声で何かを訴えている。途中泣き止むも僕が声を発するだけで、また豪快な泣き声を張り上げる。その繰り返し。
今日は諦めて、明日からいっぱい遊んで関係性を取り戻そう、そう心に誓った。
それから一時間後、一人別室で作業をしていると娘が隙間から覗いている。フッと振り返るとニコッと笑顔を見せてくれた。
どうやらしばらく離れて会えなかったことへの怒りの感情表現か、久しぶりに会えたことで嬉しさを照れ隠しする表現のどちらかであると子育て経験豊富な者達は言う。
以後はベタベタといつも以上に甘えてくる。僕はたくさんの笑顔に心満たされ、ホッと安堵な気持ちになった。

イレギュラーな生活もたまには欲しいがレギュラーな生活の大切さも実感した一週間だった。



☆コメント☆
[うま] 10-27 22:31 削除
かなりご無沙汰しております
親バカ最高っ
こどもを愛している証拠です
私はというと、二人目を出産し、より一層慌ただしい日々を送っております
家族が一人増えただけで、それまでの生活リズムがガラリと変わり、慣れるまで色々と大変でした
上の子の弟が産まれてからの変化に未だ悩むことが多いです
一人の時間。本当に大切ですよね。
一人の時間がないと、心にゆとりが持てなくなるのがわかります
これからもしっかり充電して、ご家族を大切になさってくださいね

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