並盛中学 校歌第2番

□王様の秘密
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(どうかしてる・・・。)



無意識と言ってもいいくらい、衝動が押さえられなかった。


・・・柔らかかったなぁ。
名無しさんの唇・・・。




再び眠り始めた名無しさんの唇にそっと触れる。
先ほど触れた時と変わらず柔らかかった。
雲雀の指がラインに沿って撫でると名無しさんは擽ったそうに顔を小さく振る。



「///!!!」


雲雀はまた衝動に駆られる。

・・・麻薬の様な子だね・・・





自身のプライドの為にその場を離れようとした時であった。







『雲雀さ・・ん・・・・。薬・・・・・・・・ありがと・・・・・・・・』






その寝言に雲雀はみるみる自分の顔が赤くなるのが分かる。






「君が気を失っていて良かったよ。・・・」










雲雀は名無しさんの傍らに膝を付き額か頬、耳、鼻先、手、そして首筋に壊れ物を扱うように小さくキスを落としていく。





『ンッゥ・・・』






首筋に触れた時名無しさんから細い声が上がる。

その声をもっと聞きたくて雲雀は首筋に触れるキスではなく舌を這わせる。



『キャゥッ。。。///』
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