Fuji Rock Festival


□FRF'10 day 2
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bloodthirsty butchers



すまんこのページだけは明らかに長くなる。というか、気づいたら複数ページに渡ってしまった。つい本気モードで真剣に書かざるを得ないのである。「bloodthirsty butchersがフジロックのホワイトステージに立つ」これが僕の中でどれだけ重要なことなのかは昔から付き合いのある友人なら少しだけわかってもらえるかもしれない。正直ここから気持ち悪い文章が続く。興味ない人は飛ばしてください汗



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フジロック2010の2日目を迎えた。朝から僕はもうそわそわして仕方がない。大好評だったグリーンのジョンバトラートリオを余裕でスルーしてホワイトに向かう。暑い夏の日、じりじりと暑い中目を閉じてメンバーの登場を待ち続ける僕。

僕の中でビールが良い具合まわってきた定刻、ついにブッチャーズの4人がホワイトステージに登場した。観客は決して多くないし、声援も他のバンドに比べたらいささか熱量は低いかもしれない。でもそれこそがブッチャーズのファンであり、メンバーも「それでいい」と理解してくれている(以前本人達から聞いた)。

サウンドチェックが始まった。何かすごく違和感があったのだが、そうか、僕はひさ子ちゃんが正式メンバーとして加入してからのブッチャーズを観たことがないのだ。

どれだけ観ていないのかと。「yamane」まではアホのように観にいっていたのだが「birdy」あたりからプライベート的な問題でまったくライブに行かなくなってしまったのだ。

いよいよ開演。吉村さんが底抜けの笑顔で「いえーい!」と叫ぶ。おい、なんだこれは。これは本当にブッチャーズなのか。なんでyooさんがステージ上で笑顔なんだ。僕が知っているyooさんは仏頂面で、鬼の形相で美しいメロディラインを掻き鳴らす人だったじゃないか。僕の違和感がまったく収まらないまま1曲目「フランジングサン」。
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