07/12の日記
01:26
気持ちの成長(ヒルまも+セナ)
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ああ、いつから私こんな風に思うようになったんだろう
確かにあの人はあの男は、始めの印象とは違っていて、俗に言われる、ギャップがあったのは確かだけど
私はそんなにベタなモノに胸をときめかせるタイプでは、意外だと言われるけれどなかったのに
それでも私があの男に他の人たちとはまた違う感情を抱いているのは、変えようのない事実なのだ
「ねえねえ、まもり姉ちゃん」
「ん?なに、セナ」
「まもり姉ちゃんとヒル魔さんってなんでそんなに仲が悪いの?」
「なんでって…ヒル魔くんが酷いことをしたりするからよ?それに、仲が悪いって訳じゃ…」
「なにくだらねぇこと話してんだ、糞マネ、糞チビ」
「ヒ、ヒル魔さん!」
「もう、別に良いじゃない。なに話してようと、そんなに文句を言われることは話してないわよ」
「………………」
「………………」
「……チッ」
「ふふん!」
ヒル魔くんと睨み合っていた時に、不規則に鳴っていた心臓の音には無視をして
「ヒル魔くん、あんまり人をイジメたりしたらダメよ」
私は何時も通りの私を演じる
「ハイハイ、糞風紀委員長様」
まだ、気持ちを伝えるほどに感情は育ってなくて、伝えられるほどの勇気もないから
「もう、ヒル魔くんっ!!」
まだ、言えない、伝えられない
私達の夢が叶うまで
気持ちの成長
(………………)
(どうかした?セナ)
(ヒル魔さんとまもり姉ちゃんって、仲が悪いわけじゃないんだね)
(へ?)
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