reborn

□始久
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骸様からの伝言から一ヶ月がたった

あの伝言の後、俺達はすぐに日本に向かった

「なぁ、柿ピーあれって本当に骸しゃんからのれんごんらったのかな」

「‥多分…」

正直、自信はない。
けど、あれは確実に骸様だった。
少なくとも、ただの夢なんてことはないはずだ

「‥もう一人の僕を探せ…か」

骸様の命令は絶対。
それに骸様が絶対言った事という確信がなくとも…だでも、

「さすがにきつい」

骸様は俺達に命令はしたが、手掛かりは何一つ残してない
はっきり言って、これで見つかったら奇跡に近い

「はぁ‥めんどい」

骸様と後もう一回でも会えたら手掛かりでもなんでも見つかるのに

「なぁ、柿ピーほんとにみつかんのかな。骸しゃん」

流石の犬でも弱気になってきてる

「見つかるじゃなくて見つけるんだよ。絶対に」

それが骸様の願いだ

「いくよ犬」

「ん」

骸様があの時手掛かりを何一つ残さなかったってことは手掛かりがなくても骸様の言う「もう一人の僕」を見つけられると言うことだ

「それで考えるとやっぱり…」
















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