06/28の日記
23:30
出会いはロマンチック(雲+花+綱)
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「黒川と雲雀さんって風紀委員で知り合ったの?」
「違うわよ、もう少し前」
「え、そうなの?俺、てっきり風紀委員が一緒だから知り合ったのかと思ってた」
「まあ、それも。なきにしもあらず、なんだけどさ。始めて会ったのは違うわよ」
「いつあったの?」
「そうね、私が風紀委員に入る3ヶ月暗い前かしら?」
「そんなに前なの!?意外だなぁ」
「そう?」
「うん、どんなふうに会ったの?」
「…私が失恋して屋上で1人で泣いてたの」
「失恋?」
「そこ、突っ込まないの!」
「はーい」
「で、どうもその時雲雀が寝ていたらしくてさ。起こしちゃったのよ」
「雲雀さんを?」
「うん、そう」
「あ、そうか。雲雀さんがそれで慰めてくれたんだ」
「違うわよ。」
「え、違うの?」
「全然違う。てかむしろ正反対?」
「なんで?」
「だって、第一声が」
『君、うるさいんだけど。どこかへ行ってくれない?ああ、もしかして咬み殺されたいの?』
「よ?」
「…………雲雀さん」
「正反対でしょ」
「正反対だね」
「あの時はそのせいで涙も引っ込んだわ」
「雲雀さんが怖かったから?」
「違うわよ。アイツへの怒りが強くて涙が引っ込んだの」
「…
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