■死別

□起きて見る夢
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鬱陶しく始まる一週間

早朝から鳴り響く電話に出る母

電話後に告げられた非現実的な現実

通学途中の風景

授業中

昼休み

帰宅風景

いつも通りの風景も

今は起きて見る夢の様


■解説
私の家は、親戚とよく集まって、幼い頃から従兄弟とよく遊んでいました。
私が高校2年の頃のこと。
朝起きて、いつものように学校にいく仕度をしていた時に、叔父から電話があり、従兄弟が学校から飛び降りて自ら命を絶ったという連絡が入った。
当時は、「自殺」ということは、TVの中だけの世界だと思っていたためか、なかなか式に立ち会うまでは非現実的な話で信じることもできなかったのを覚えている。
連絡が入ったのは、平日で、いつものように学校に行ったが、従兄弟の自殺した事実を考えて、日常の風景も違って見えていた。
その有り様を書いた詩。

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