♪神龍学園♪
□2話湊ver
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俺は10時に学校に着いて
寮の管理人の麻月さんに話を聞いて部屋に行った。
俺は自分の同室者の名前を見て顔が緩んだ。
「まさか…また会えるとは思わなかった…」
陸上で通称『ストレートの姫君』と呼ばれるそいつは俺を陸上の世界へ引きずり込んだ奴…
何もする気が無かった俺に
陸上という物を与えた奴
浅倉由希は俺の事なんて知らねーんだろうな…
たまたま陸上部のダチの試合を見に行った時、
本当に偶然男子100mの試合をやっていた。
その中で俺の目を引いたアイツ…
デカい奴らの中で1人小さくて、でも態度がデカかった。
3組目の1レーン
俺のダチの隣に浅倉はいた。
俺のダチはめちゃくちゃ早い。
それに身長のリーチもある。
クラウチングスタートの体制になって、ピストルの音がなった。