♪神龍学園♪

□14話
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ーーー勝負の日


俺は隼人の部屋の前に来ていた


今、俺の心は心配と不安が入り混じって変な感じになっている


ゴンゴン

「隼人、いる?入るぜ?」

俺はノックして一声かけてから隼人の部屋に入ってズカズカとリビングに向かった

リビングの扉をソッと開ければ、真面目な顔をしてクローゼットの前に座り込む隼人がいた


そしてその前には黒い金庫があった


「隼人…?」

俺が扉の所から呼ぶと、隼人はハッとしたようにこっちを見た

「由希…」

「それ…は…?」

俺が金庫を指さすと、隼人はあぁと呟いて、金庫の鍵を開けた








金庫の中からは、陸上用のスパイクやユニフォーム…賞状なんかが出てきた


賞状には優勝という文字と、俺が出したこと無い記録が書かれていた


スパイクなんかはすごく使い古されていて、すごくヨレヨレだった
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